本『意識はいつ生まれるのか』

マルチェッロ・マッスィミーニ、ジュリオ・トノーニ

 

・心拍と呼吸は人工的に、ほぼ無限に保つことができる

=脳全体がだめになっても体は生き続けることができる

 

・情報量=ある事象に代わって起こりえたのに起こらなかったことの数が大きければ大きいほど多い

 

・世界に存在するものに意識があるかどうかを見分けるためには、確かな原則と測定の方針が必要。いまのところそういうものはない。類推か、個人的な好みに基づく

=生物と無生物の境界はどこ

 

・客観的な基準で、ある物体が「一なる組織」か「小さな集合体」かを定めた人はいない。みんな直感的に、まわりとはっきり区別される輪郭を持つ、数値で表せる体積がある、名前で区別できる、ものを、一なるもの、とみなしてきた。

 

・物理的性質を持つ物体が宇宙に存在する以前に、すでに情報が存在する

 

それでけっきょく意識はいつ生まれるのかわかんなかったぞ!と思ったら

原題『Nulla di piu grande:Dalla veglia al sonno,dal coma al sogno. Il segreto della conscienza e sua misura』(『これほど偉大なものはないーーー覚醒から睡眠、昏睡から夢まで。意識の秘密とその測定』)意訳!!!