『クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか』
スティーブンクオーツ
その中で紹介されていた
『なぜ選ぶたびに後悔するのか「選択の自由」の落とし穴』
バリーシュワルツ



・マキシマイザー(最大化人間):最高を求める、相対的基準
サティスファクター(満足人間):「まずまず」で良し、絶対的基準
人それぞれ、領域によって、どちらかの傾向


・マキシマイザー
限界効用逓減の法則、人間は損をするのが大っ嫌い
→最高な選択をしたい!
→考えうる選択肢をつぶさに検討
でも
選択が増える=失われる機会コストが増える(損しちゃう)
→最高の選択が存在しなくなる、最終的な満足度低下、後悔
→後悔したくない!(埋没原価)、個人の責任が重くなる
→いっそ決断すらしない!選択することが苦痛!
(うつ、晩婚、離婚、転職、非正規雇用の増加)


西野亮廣が、みんな旅行するにも食事するにも
ちょっとネタバレしてるものを求める
っていうようなこと書いてたのも、マキシマイザーが増えてるからよね


・選ぶ理由、選んだ理由
さほど重要でない要因の方が、かえって言葉にしやすかったりする
さほど重要でない要因が意識に上り、本当の感情が見えにくくなる
でも、いちど言葉にすると、本人にとって大きな意味を持ち始める

→時間が経つと言葉にした理由は後退、説明しがたい好悪感情がのこる


・情報を収集して吟味しようとするけど100の口コミよりも、
身近な人(親、兄弟、友達、近所の人)から直接聞いた口コミを信じ込みやすい



『売れるもマーケ 当たるもマーケ』アルライズ・ジャックトラウト
・正直にネガティブなこと話す→即座に本当のこととして受け入れられる
ポジティブな発言→疑って見られる
マーケティングで一番大事なのは顧客の知覚!
「よい自己概念をもつことは正確な自己像を知るよりもはるかに重要」
スティーブンクオーツ