ニックホーンビィの本を読んだ
『いい人になる方法』ってやつ
いい人になりたくて読んだわけじゃなくて
ニックは『アバウトアボーイ』とか『ハイフィレディティ』?フリディティ?とか書いた人
『アバウトアボーイ』も『ハイなんとか』も映画になってて、映画も原作もおもしろいんだよ。
で『いい人になる方法』に
「カリタス」っていうギリシャ語は
「善意」って訳されるときもあれば
「愛」って訳されるときもある
って書いてあって
言葉で意志伝達しているかぎり
なにごとも解釈によりけり
他人の評価がすべてになってもいい気がしてきた
自分の価値観が中心で、他人なんて気にしないみたいな考えもあるけど、
結局やっぱ他人のイメージとか、相対的な自己のほうが認知されやすいし
認知されてる自分ってもう相対的な自己か
どう評価させるかを
自分でコントロールできる人が強いっていうのは事実のような
信仰なのかな
信仰は真実にまさる
らしい
最近おもったこと
サザエさんの波平さんの、あの1本の髪の毛ってすごいよね
髪の毛1本って普通あんま肉眼で確認できないのに
つねに確実に存在してるじゃん
あの髪の毛がなくなったら
波平さんは波平さんじゃなくなっちゃう
どんな人にでも
そういう些細なようででっかいことがあって
そんなに意識してないけどそれに支えられてるってものがあると思う