OLD NAVY

『死の影の下に』おもしろい
わたしにとってはコロンブスのゆでタマゴ


「すべての私以外の人間が、物が、私にとって無縁なものと感じられるのだ。そして誰にも、この独りの自分を理解もらいたい、という気持ちさえ今は起きない。」


「私の思考は殆ど常に、その背景の気分に支配される。そしてその気分によって進展させられた論理は、気分そのものが消滅したあとには、極めて判りがたいものとなる。ここから、私自身もまた、現在の瞬間の私を除いてはすべて他人である、という嫌な結論がでてくる。」


「現実を無数の偶然事として可能な限り避ける。少なくとも意識の面から消すことで、辛うじて獲得していた魂の平和は、実は最も強く環境の支配下におかれているのではないか。」


あまりにも、主人公が、こんな感じなので
ここんとこ、自分はこの本読んでばっかいて、
人に会っても浮遊した気分で、けっこう失礼だった気がする最近





こないだ
高校卒業以来の友達に会っていっぱい話してよかった
その友達は高校の時に、将来の夢がきまってて、そのために専門にいった
勉強もできたから、先生たちは大学に行ってほしいみたいになってたけど
まあ、専門いって、夢をかなえて、働いて、
で、夢かなえたけど、やっぱりこれは違うってなって
いまは別の仕事してて


すでに夢をかなえて
もう次のステップにすすむところに至ってるって
どういう眺めなんだろう


何者にもなれないかも〜とかくだらないこと思ったりするけど
何者かになるなら動きだせばいいし
何者かになったあとも、動きつづければいいし


漠然とした不安に取り付かれて
先が見えなくなったらそこまでじゃん
生きてればなんとか出来るチャンスは無限にあるわけで
がんばろー