ワイン買って帰ろう
レジの人、なんか言ってる
ああ、年齢確認ボタンね、タッチしたよ
レジ「年齢確認が出来るものの提示にご協力お願いします」
「え、」持ってない
年齢確認とか、まじかよ、うそだろ!
「いや、あの、36歳のおばさんなんですけど」
レジ「それを証明できるものをお持ちでしょうか?」
ふざけないでください、みたいな扱い
聴く耳もってくれない
「社員証じゃだめ?」
レジ「免許証か保険証をお持ちでないでしょうか」
「持ってない、です」
レジ「年齢を確認できるものをお持ちでない方への酒類の販売は致しかねます」
ワイン、買えなかった!
年齢より若く見られちゃった~☆
って話じゃなくて、
レジの人は、わたしのことを
ハイティーンの、男の子、
と認識している様子であった
そりゃ
キムタクと同じ髪型
ジャージで野球帽
ナップザックにビーサン
外見と、持ち物で、判断したら
少年に思われるのも無理ない
ぱっと見の情報だけで
パターンに当てはめられて
分類されちゃうのね
数日後
サウナ
誰もいなくて、うえーーーーい!
ってやってたら、突然ヒト
「キャー――!!!」
垂れさがった乳首を両手で覆い隠す
「アンタ!ここ、女湯よ!!」
「知ってますよ」
「知ってるって!どういうことよ!」
「大丈夫ですよ」「大丈夫じゃないわよ!」
すっぽんぽんでも男に間違えられる!
身体が仕上がりすぎている!
存在自体が問題提起
というテーマで生きてるからいいけどさ
いいけどさ、というか
まっとうにテーマに沿って生きられている!ビバ!