薮野健『時空散歩 江戸東京、そして東北』展

 

街並み軒並み、建て物の構造!流動体!

描くのが楽しい!って伝わってくる!最高の色彩感覚!

風景の、いい!=それこそ美、曖昧なとこ、キラリと光る瞬間を捉えきる

解説入りの地図も地域ごとに合わせて見れて、圧倒的な情報量、広がる夢!

 

こんな素敵な絵を描けるのは、一体どんな人かしら

と思ったらちょうど

薮野先生と学芸員小林宏道さんの対談

・鑓水の由来・紀ノ国屋は炭屋さん

・環七と環八の間ナナハン・坂崎乙郎先生・内藤新宿

薮野先生はお話しながらさらさらペンを走らせて、

それがみるみる地図になっていく妙!見通しの立て方よ!

しかも作品そのままじゃんじゃんまわして見せてくれてわお!

 

質問コーナー

しどろもどろアホな質問をする「なんで東京は坂が多いの」

・坂=ヒトモノ情報いったんとどまる=坂があるところは栄える!

不忍池の階段は段差が独特・サグラダファミリアの螺旋階段

・角度があるのは結界のしるし

そうだ山で登りにくい階段幅のときがあるけれど、

あれは一気に登らせない=脚が疲れないため、なんだって!やさしさ!

 

薮野先生も小林さんも博学博識、すべてが具体的に凝縮!

好奇心と人徳と笑顔があふれる!邪悪な心が一切ない!

どこから食べてもあんこがつまってるような1日になったよ!