山!
5時間!北高尾!
八王子城跡~富士見台~狐塚峠~黒ドッケ
ものすごく!気持ちのいい道!北高尾!
アップダウンてんこもり!延々歩いてたいくらい!
自分しか登ってない?錯覚するほど誰もいない!
好みのペースでずんずん進める!
仏果、川苔、赤ぼっこ、
石老山、青梅丘陵もそう、
トイレがない山、えてして空いてる
いつかトレイルランする日のための下見
北高尾はランナーに人気なイメージだったが
出会ったのはペア1組だけ
「ゴールデンウィーク200キロ走ってさーー!」
「わー負けたー160しか走ってないーーあ、こんにちはー☆」
つわもの!!!
後半戦
明王峠~吉野矢の音~相模湖
たいへんだった!
色褪せてはいるけれど
楽しげな相模湖ハイキングコースの看板
すっごいざっくり赤線ルート『相模湖まで100分』
100分もかかる?!まー楽しそうだしいってみよー!
(看板に描かれている人々は、眉毛、目、鼻の穴、互換性ある顔
「これ鼻の穴?あ目か、目だと思ってたの眉毛だ!」
結果、結構クールな表情!)
しばらくすると分岐
看板『⇐矢の音 山頂300m』
変わった名前の山!
せっかくだから行ってみよう!
で、
ラウンドアバウトな不思議空間に到着!
そこが矢の音
あっちも道こっちも道そっちも道
たまたまいた人(明王峠~相模湖間で出会った唯一の人類、明王峠~相模湖は、北高尾以上に人いない)
「どこに向かわれます?」「相模湖駅です」
「ああ、ならこっちは藤野に続いてる道で、相模湖ならそっちの道です、そこを進めばさっきの分岐した道と合流するから、大丈夫ですよ~」おお
助かった
ほっとしてたら
そっから
ひたすら直角急斜面!足着く場所も傾斜!
スズメバチ!カチカチ威嚇!
「や待って!違うんです!ごめんなさい!なにこれ!ぬお
全然ハイキングなコースじゃないじゃん!勘弁してよ!
うわすいません!うそだろ!ギャアアアアアアア」
意図せずトレイルラン!
やっとこさ降り立ったら
看板『⇐矢の音 (急坂)』あそうですか~
下りの始めにも看板つけといてよ!
そして太平から
今思えば、孫山と与瀬神社を経由するのがメジャールートなんだとおもう
「孫山?また山いったら絶対さっきみたいに大変になる!こっちから行こ!」
脇にそれてる細い道
絶対ここ今日誰も通ってないでしょって道
ひたすら走って下る
だんだん道が湿ってくる、水分多いな
ん、、、多すぎだろこれ、、沢になってきてる?
あれ、道の行く末、完全に川の流れに飲み込まれてる!
「え、、、道消えた!!!どういうこと!
ルート外れた?いや分岐なかった、なぜだ
道がない!誰もいない!どうしよう!!!」
さっきの優しい人に頼んで一緒に下ってもらえばよかった
いつも人間なんて絶滅しろとか言ってるけど、
前後不覚のひとりぼっちは心細すぎる!
分岐まで引き返す?→そんな気力も時間もない
もう、いいや、いいよ
川を下ってったら、どっかには出るだろ!
ジャブジャブ入ってって、
ほどなく、
右のほうに陸地が出現!!!!
道だ!!!!!!!!!!!
よかったよーーー
そのあと紆余曲折ありつつ
どうにかこうにか相模湖駅!!
家帰って調べたら、あれは貝沢林道というルート
途中で道が消えて、沢に入っていくのは
貝沢林道ルート、最大の魅せ場のトラバース!!え~
やっぱちゃんとルート調べないと
前情報あったら「おー!これかー!☆」と楽しめたかも
今回感じたのは不安と焦燥と絶望
学んだのは、やけっぱちでも、動けばどうにかはなるってこと
それが吉と出たらから良かったものの、恐ろしいな
まあともかく
陣馬山の栃谷尾根コースも、初回びびってたけど
今やお気に入りコースになってるし
初めての道は長く感じたり、不安になったりするものだ
前人未到というか、自分が未到なら即冒険!
たとえそこが相模原市であっても!
何回か登ってたらまた違って見えてくるのだろう
久しぶりにどっと疲れた山行であった