もしもちくわに生まれたら

磯辺揚げになりたい

ちくわに生まれたからには

磯辺揚げになるっきゃない

 

一番おいしいちくわ料理

ちくわと青のりが

お互いの魅力を引き立て合う

最高のコンビネーション

 

もしもちくわに生まれたら

絶対磯辺揚げになりたい

チーズやらキューリやら

なにがあっても突っ込ませない

赤ちゃんのことは「赤子」と呼ぶ

ちっとも可愛いと思えない存在に

「ちゃん」をつけたくないから

 

 

恋人のことは「貴様」と呼ぶ

ちっとも愛情を感じない存在で

今すぐ別れたいと思っているから

 

 

「なんですかそれ!同じ人間とは思えない!

貴様なんて日本語まちがって覚えた外国人かデーモン小暮しか使わないでしょ!」

「人間ですよ、私も閣下も」

 

そしてジャムおじさんのことは「ジャム」と呼ぶ

ばいきんまんですら昔は「ジャム」って呼び捨てだったけど

今は「ジャムおじさん」って呼ぶようになったのに

 

ばいきんまんよりひどい人!

また走っている!!!

暑い中を走る!

体中の隅から隅まで情熱と歓喜の渦!

WIN-WIN-WIN-WIN

時間と空間と肉体と精神

走るために生きていたい!

走りすぎて死にたい!

どっちだ!

 

職場のボスもランナー!

わたし「最近暑くて、走るの気持ちいいですよねー!」

ボス「もう走ってるのか!やるじゃん!熱中症大丈夫?」

わたし「大丈夫です!Tシャツは絞れるくらいビショビショなりますけど」

ボス「そりゃあそうでしょうね」

わたし「洗濯機が判断を見誤るほど」

ボス「あそれわかる!45Lも入れてないやろ?!ってなる!!!」

 

走る人は、みんな仲間だ!!

背泳ぎツービート出来るようになって楽しい!

今こだわっているのは

フィニッシュとキャッチのタイミングを

絶妙にすれすれに合わせること!

そして末端の意識は切り捨てて、体幹で動く!!

 

ピッチングに取り組んでいた頃

「投げ終わった時は小指が上に来るように!」とか

「ボール持ってない方の腕をグッと体に引き付けろ!」とか

注意されて「はあ?」ってなってたけど

 

要するに、肩甲骨から動かす!という話

肩甲骨っていうか、

意識は体幹=ほぼ背骨!

骨を動かすために筋肉がある

骨で動いていると

自然に、投げたあと小指が上にくる

腕を身体に引き付ける動きも出てくる

 

末端に意識を持っていく指導をされると

体の仕組みに沿った自然な動きが制御され

謎な癖がつくし、変なところ痛めてしまう

 

リラックスして、すべての流れを受け入れて

良いリズムを見つけてそれに乗っかる

なにごとも、それだけな気がする

眠れない時に

無音の中で、いろんな音の波調が混在している中

これ!って意識してひとつの音に集中してると

知らぬ間に眠れてしまうことがある

それなんだとおもう、存在する、ということは

いちばん心地よいと思われるものに身を委ねる!!

あれよあれよ、とんとん拍子!

これは夢?現実なのか??

四六時中、胸いっぱい!

好きすぎて交感神経系が活発化

常に身体が熱くなって、

脂肪燃えて4キロ痩せた

チワワしか着れねえだろ

と言ってた競泳水着がスルっと着られるようになった!

ばんざい!すごい!すばらしい!!

好きって気持ちは、情熱であり、

熱量であり、消費カロリーなのね!!!

ワイン買って帰ろう

レジの人、なんか言ってる

ああ、年齢確認ボタンね、タッチしたよ

レジ「年齢確認が出来るものの提示にご協力お願いします」

「え、」持ってない

年齢確認とか、まじかよ、うそだろ!

「いや、あの、36歳のおばさんなんですけど」

レジ「それを証明できるものをお持ちでしょうか?」

ふざけないでください、みたいな扱い

聴く耳もってくれない

社員証じゃだめ?」

レジ「免許証か保険証をお持ちでないでしょうか」

「持ってない、です」

レジ「年齢を確認できるものをお持ちでない方への酒類の販売は致しかねます」

 

ワイン、買えなかった!

 

年齢より若く見られちゃった~☆

って話じゃなくて、

レジの人は、わたしのことを

ハイティーンの、男の子、

と認識している様子であった

そりゃ

キムタクと同じ髪型

ジャージで野球帽

ナップザックにビーサン

 

外見と、持ち物で、判断したら

少年に思われるのも無理ない

ぱっと見の情報だけで

パターンに当てはめられて

分類されちゃうのね

 

 

数日後

 

サウナ

誰もいなくて、うえーーーーい!

ってやってたら、突然ヒト

「キャー――!!!」

垂れさがった乳首を両手で覆い隠す

「アンタ!ここ、女湯よ!!」

「知ってますよ」

「知ってるって!どういうことよ!」

「大丈夫ですよ」「大丈夫じゃないわよ!」

 

すっぽんぽんでも男に間違えられる!

身体が仕上がりすぎている!

 

 

存在自体が問題提起

というテーマで生きてるからいいけどさ

いいけどさ、というか

まっとうにテーマに沿って生きられている!ビバ!