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新しいバイトの子

同僚「まだ20代前半の男の子で、バンドマンらしい」
わたし「へーバンドマン」
同僚「バックナンバーの人だったらどうしよう」
わたし「バックナンバーの人こんなとこでバイトせんでしょ」
同僚「今のうちにサインもらっとこかな」

後日たまたま
新しいバイトの子と２人きり空き時間
わたし「楽器やるのに手使う仕事で疲れちゃいますよね」
バンド「え、楽器やってませんよ」
わたし「あれバンドマンなんじゃ？」
バンド「あ、ぼくボーカルなんで、バンドっていうか、一人で歌ってます！」
わたし「え！そうだったんですか！ひとりで！？かっこいいな！」
バンド「いやー、集団行動できないだけです」
わたし「へー、でも１人でボーカルって珍しいですね！すごいな！だれか憧れのアーティストいるんですか？」・・・

・・・
『久保田利伸とか槇原敬之とか平井堅とかかな、あ、でも若いからクリスハートとかJUJUなのかな、それかハイジー？みたいなひと、若い子が聴く音楽よく知らんけどさ』
・・・

バンド「ぼく、トリプルエー尊敬してます！」

とりぷるえー？トリプルエー？ＡＡＡ？
って
イトーヨーカドーのCMに出てる男女いっぱいいるやつ！？

またまた後日に同僚と情報交換して
彼はクラブで歌ったりもしてるそう
同僚が「自分の歌があるの？！」って聞いたら
バンド「いや基本的にトリプルエーのカバーです」
だそうだ！
どういうことだ！！
ジェネレーションギャップをとても感じる