エピソード1

教授「昆虫食研究のパーティだった、セミがおいしかった」

たんぱく源としての昆虫という展望

エビもセミも似たようなものだけどね

 

エピソード2

わたし「なんでエビはOKなのにセミはダメなんだろう

シャコなんてほとんど虫じゃんね」

渡辺「海の中は、OKって感覚かも」

わたし「それはなぜ」

渡辺「殺菌されてそうだから」

 

エピソード3

サウナのテレビ:漁師が大漁の魚を水揚げ中

女たち「わ~~!」「おいしそ~~!!」

まだわかんないだろ!

 

エピソード4

開高健のエッセイ

どっかの国ではリスを食べる習慣がある

ガイドと一緒に森の中、ちょこまか動くリス発見!

日本人「お!リス!かわいいなあ!」

ガイド「お!リス!うまそうだな!」よだれ

日本人「俺もまだまだだな」みたいなこと 

 

 

『私たちが食べる動物の命と心』バーバラ・J・キング

『タコの才能』キャサリンハーモンカレッジ

『生命の発見』野澤重雄

 

人間は何を食べ物と認識しているのか

ハチとかアリのタマゴの密集「気持ち悪い」

イクラやウニはバクバク食べる

とはいえ菜食主義がよしとも思わぬ

野菜だって生きている、命だ

命とはなんなのだ、ということで

野澤さんの本は興味深く読んでとても共感している

思い込みでできた現実、生と死についての認識

 

交尾が終わるとオスを食べるタコもいる

子どもを産んだら死ぬタコもいる

繁殖することが任務なら、繁殖し終えたら用なし

 

人間は繁殖し終わっても生き続けるから

社会という構造が生まれたのかしら

国、地方行政、税金を払い続けるという任務!

そのために生きて死ぬ、制度化された命を生きる人間

よりそった倫理観を教育で植え付ける人間

 

「何かが起こったことが歴史とジャーナリズムに残るけど

何も起こっていないことのほうが大半なのよ」

というようなことを養老孟司が書いていた